第二種電気工事士(学科)「電気工事用の材料・工具」の練習問題(14問)
第二種電気工事士(学科)の「電気工事用の材料・工具」(一般問題)から14問を収録しています。答えの下に解説があるので、間違えた理由をその場で確認できます。
過去の試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令・技術の内容から当サイトが独自に作成した問題です。
電気工事用の材料・工具では何が問われる?
電線・ケーブルの記号と名称、電線管と附属品の用途、工具の名称と用途を組み合わせて覚える分野です。本番では写真で示されるので、形と用途を一緒に押さえます。
電気工事用の材料・工具で間違えやすいのはどこ?
VVFは平形、VVRは丸形。CD管は耐燃性がなくコンクリート埋込み用、PF管は自己消火性あり。リーマはばり取り、パイプベンダは曲げ、トーチランプは合成樹脂管の加熱に使う。
電気工事用の材料・工具をくわしく知るには?
VVF・CV・EM-EEFなど電線とケーブルの記号、金属管・合成樹脂管・可とう電線管と附属品の使いどころ、リーマやノックアウトパンチャなど工具の用途を、名称と用途の組合せで覚えられるように整理します。
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記号VVFで表されるケーブルの名称として、正しいものはどれか。
- 600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
- 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形正解
- 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形
- 600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形
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正しいのは「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形」です。記号の最初のVが絶縁体のビニル、次のVがシース(外装)のビニル、Fが平形を表します。丸形はVVR、架橋ポリエチレン絶縁のものはCV、ポリエチレン絶縁で耐燃性ポリエチレンシースの平形はEM-EEFです。
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EM-EEFケーブル(600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形)の特徴として、正しいものはどれか。
- 燃やしたときにハロゲン系の有害なガスが出にくい。正解
- 耐熱性のないビニルを絶縁体に使っており、VVFより低い温度でしか使えない。
- 屋外の架空引込線に使う専用の電線である。
- 移動して使う機器の電源に使うキャブタイヤケーブルの一種である。
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正しいのは「燃やしたときにハロゲン系の有害なガスが出にくい。」です。絶縁体とシースに塩化ビニルを使わずポリエチレン系の材料を使うため、エコケーブルとも呼ばれます。電技解釈146-3表の許容電流補正係数の式でも、架橋していないポリエチレンは75、耐熱性のないビニルは60を使っており、ビニルより高い温度まで使える材料です。
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600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルを表す記号はどれか。
- VVR
- DV
- CV正解
- VCT
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正しいのはCVです。架橋ポリエチレンは熱に強い絶縁体で、電技解釈146-3表では許容電流補正係数の式に90を使う区分に入り、太い幹線などに使われます。VVRはビニル絶縁ビニルシースケーブルの丸形、VCTはビニルキャブタイヤケーブル、DVは引込用ビニル絶縁電線です。
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MIケーブルの説明として、正しいものはどれか。
- ビニルで絶縁しビニルでシースした平形のケーブルで、住宅の屋内配線に多く使われる。
- ゴムで絶縁したコードで、移動して使う機器の電源コードに使われる。
- 光信号を送るためのケーブルで、電力は送らない。
- 導体を無機物の粉末で絶縁して金属の管で覆ったもので、熱や火に強い。正解
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正しいのは「導体を無機物の粉末で絶縁して金属の管で覆ったもので、熱や火に強い。」です。MIは無機絶縁を意味し、絶縁体に燃えない無機物を使うため耐火性・耐熱性が高くなります。電技解釈第164条第2項でも、コンクリートに直接埋め込めるケーブルの一つに挙げられています。平形でビニル絶縁・ビニルシースのものはVVFです。
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合成樹脂製可とう電線管のうち、CD管の説明として正しいものはどれか。
- 自己消火性があり、露出場所や隠ぺい場所にそのまま使える。
- 耐燃性がないため、コンクリートに直接埋め込むか、専用の不燃性または自消性のある難燃性の管に収めて使う。正解
- 金属製の可とう電線管で、D種接地工事が必要である。
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管の別名である。
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正しいのは「耐燃性がないため、コンクリートに直接埋め込むか、専用の不燃性または自消性のある難燃性の管に収めて使う。」です。この施設方法は電技解釈第158条に定められています。露出場所や隠ぺい場所にもそのまま使え、自己消火性があるのはPF管です。CD管は見分けやすいようにオレンジ色のものが一般的です。
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ねじなしボックスコネクタの使い方として、正しいものはどれか。
- 止めねじを、頭部がねじ切れるまで締め付けて電線管を固定する。正解
- 電線管の外側にねじを切ってから、ねじ込んで接続する。
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管に接着剤で差し込んで使う。
- 2種金属製可とう電線管とボックスをつなぐために使う。
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正しいのは「止めねじを、頭部がねじ切れるまで締め付けて電線管を固定する。」です。ねじなし電線管にはねじを切らず、コネクタの止めねじで管を押さえて固定します。ボックス側はロックナットで締め、管端には絶縁ブッシングを付けます。2種金属製可とう電線管とボックスの接続には、可とう電線管用のボックスコネクタを使います。
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屋外で垂直に立ち上げた金属管の上端に取り付け、雨水が管の中に入るのを防ぐ材料はどれか。
- ユニバーサル
- エントランスキャップ正解
- ノーマルベンド
- カップリング
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正しいのは「エントランスキャップ」です。引込口などで垂直な管の上端に付け、電線の出口を下向きにして雨水の浸入を防ぎます。ユニバーサルは露出配管で直角に曲がる箇所に使う附属品、ノーマルベンドは管どうしを直角につなぐ曲がった管、カップリングは管どうしをまっすぐつなぐ材料です。
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E形のリングスリーブで電線を圧着接続するときに使う工具の説明として、正しいものはどれか。
- 握りが黄色で、圧着したスリーブに大きさを示す刻印が付く。正解
- ペンチの刃でスリーブを押しつぶして圧着する。
- 電動の圧着工具を使うことが決められている。
- ワイヤストリッパの穴にスリーブを入れて締め付ける。
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正しいのは「握りが黄色で、圧着したスリーブに大きさを示す刻印が付く。」です。リングスリーブ用圧着工具はJIS C 9711に適合したもので、技能試験の受験案内でも、握りが黄色で〇・小・中・大の刻印がはっきり出るものを指定工具にしています。刻印を見て、スリーブの大きさと圧着の位置が正しいかを確かめます。ペンチでは圧着接続になりません。
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金属管を切断したあと、管の内側にできたばりを取るのに使う工具はどれか。
- パイプベンダ
- ホルソ
- リーマ正解
- 呼び線挿入器
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正しいのはリーマです。クリックボールの先に取り付けて回し、管の内側の角を削って、電線を通すときに被覆が傷つかないようにします。パイプベンダは金属管を曲げる工具、ホルソは金属製ボックスなどに丸い穴をあける工具、呼び線挿入器は管に電線を通すための呼び線を入れる工具です。
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金属製の分電盤の鉄板に、電線管を通すための丸い穴を打ち抜く工具はどれか。
- 羽根ぎり
- 振動ドリル
- 面取器
- ノックアウトパンチャ正解
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正しいのは「ノックアウトパンチャ」です。油圧などの力で刃型を押し込み、鉄板に電線管の太さに合った丸穴を打ち抜きます。羽根ぎりは木材に穴をあける刃物、振動ドリルはコンクリートに穴をあける工具、面取器は合成樹脂管の切り口を整える工具で、鉄板の穴あけには使いません。
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硬質ポリ塩化ビニル電線管を曲げる作業に使う工具はどれか。
- パイプベンダ
- パイプバイス
- トーチランプ正解
- ねじ切り器
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正しいのはトーチランプです。硬質ポリ塩化ビニル電線管は熱を加えるとやわらかくなるので、トーチランプで均一に温めてから曲げます。パイプベンダは金属管を曲げる工具で、合成樹脂管には使いません。パイプバイスは管を固定する工具、ねじ切り器は鋼製電線管にねじを切る工具です。
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工具とその用途の組合せとして、誤っているものはどれか。
- 張線器:架空線のたるみを取る
- ワイヤストリッパ:絶縁電線の被覆をはぎ取る
- 呼び線挿入器:電線管に電線を通すための呼び線を入れる
- 振動ドリル:金属管にねじを切る正解
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誤っているのは「振動ドリル:金属管にねじを切る」です。振動ドリルは打撃を加えながらコンクリートに穴をあける工具で、金属管にねじを切るのはねじ切り器の役目です。張線器は架空線を引っ張ってたるみを取る工具、ワイヤストリッパは電線の被覆をはぎ取る工具、呼び線挿入器は管に呼び線を通す工具で、いずれも組合せは正しいものです。
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多数の金属管が集まる箇所に設けて、電線の引き入れをしやすくするために使う材料はどれか。
- プルボックス正解
- ゴムブッシング
- サドル
- ロックナット
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正しいのはプルボックスです。管の数が多い場所や長い配管の途中に置き、電線を引き入れる作業をしやすくします。ゴムブッシングは金属製ボックスの穴に電線やケーブルを通すときに被覆を守る材料、サドルは管やケーブルを造営材に固定する金具、ロックナットは管とボックスを締め付けて固定する部品です。
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2種金属製可とう電線管を切断するのに使う工具はどれか。
- 合成樹脂管用カッタ
- プリカナイフ正解
- 面取器
- ケーブルストリッパ
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正しいのはプリカナイフです。2種金属製可とう電線管は金属の帯を巻いた構造で、専用のナイフの刃を管の溝に当てて回しながら切ります。合成樹脂管用カッタは合成樹脂管を切る工具、面取器は合成樹脂管の切り口を整える工具、ケーブルストリッパはケーブルの外装や絶縁被覆をはぎ取る工具です。
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