電気工事士の試験科目・出題範囲
第二種電気工事士(学科)は一般問題30問、配線図20問の全50問で、合計60%以上が合格の条件です。
学科試験の科目は、電気工事士法施行規則第10条第2項で定める7科目です。当サイトは配線図を「図記号・写真」と「複線図」の2つに分け、8分野にしています。公式に公表されている出題数は一般問題30問程度・配線図問題20問程度だけで、分野ごとの問題数は民間の過去問分析による目安です。★の優先度は当サイト独自のものです。
★の学習優先度は当サイト独自の分析です。科目名と項目は公表内容に基づく事実です。
第二種電気工事士(学科)では何が出る?
一般住宅や小規模な店舗・事務所など、600V以下で受電する一般用電気工作物等の電気工事に従事できる資格です。受験資格はなく、学科試験に合格(または免除)したあと技能試験に合格すると、都道府県知事に免状を申請できます。
学科試験は50問・120分の四肢択一で、一般問題30問と配線図20問、1問2点の100点満点です。合格基準点は60点なので、30問正解で届きます。配線図だけで20問あるため、当サイトでは配線図を図記号・写真の分野と複線図の分野に分けています。
一般問題(30問程度)
| 科目・分野 | 主な項目 | 優先度(独自) |
|---|---|---|
| 電気の基礎理論 |
5〜6問程度(TACの分析による目安)で、ほぼ全問が計算です。使う公式は10個ほどに限られるので、例題を一通り解けば得点が安定します。計算が苦手なら、配線図を先に固めてから取り組む順番でも構いません。 | ★★☆ |
| 配電理論・配線設計 |
5〜8問程度(目安)。電圧降下などの計算と、許容電流・分岐回路の表の暗記がおよそ半々です。分岐回路の電線の太さとコンセントの組合せは、表の形のまま覚えると取り違えが減ります。 | ★★☆ |
| 電気機器・配線器具・材料・工具 |
6〜11問程度(目安)と、一般問題の中で最も多い分野です。写真を見て名称や用途を答える問題が中心で、配線図の写真問題とも重なります。器具と工具の写真は一緒に覚えると2か所で得点できます。 | ★★★ |
| 施工方法 |
3〜12問程度(目安)と年による幅が大きい分野です。支持点間隔や接地工事の省略条件など数字で問われる箇所が多く、配線図の問題でも指示箇所の工事方法として出ます。 | ★★★ |
| 検査方法 |
3〜5問程度(目安)。絶縁抵抗の0.1・0.2・0.4MΩ、D種接地工事の100Ωなど覚える数字が少なく、計器の名称と用途を合わせても短い時間で仕上がります。 | ★★☆ |
| 法令 |
3問程度(目安)。問われるのは作業範囲・義務・PSEマークの区別などで、範囲が狭い分野です。直前期にまとめて覚えても間に合いやすいので、優先度は低くしています。 | ★☆☆ |
配線図(20問程度)
| 科目・分野 | 主な項目 | 優先度(独自) |
|---|---|---|
| 配線図A:図記号・写真・施工の読み取り |
配線図20問の6〜7割が図記号と写真の選択です(オンスク.JPの分析)。約12〜14問、配点にして24〜28点分にあたります。図記号と傍記の文字を、器具の写真と結びつけて覚えます。 | ★★★ |
| 配線図B:複線図・電線本数・接続材料 |
4〜6問程度(TACの「複線図」区分の目安)。複線図を書けないと解けない問題で、技能試験でも同じ作業をします。学科の段階で身につけておくと、技能の練習に早く移れます。 | ★★★ |
よくある質問
第二種電気工事士(学科)の試験科目は?
一般問題、配線図の2科目です。問題数は全50問、形式は四肢択一、試験時間は2時間です。
合格基準は?
合計60%以上が合格の条件です。
どの科目から勉強すればいい?
下の表の★は、出題範囲と出題のされ方から当サイトが独自に付けた優先度です。★3の科目から手をつけると、直前に重い科目が残りません。公式の区分ではありません。
出典:第二種電気工事士の学科試験のポイント|電気技術者試験センター、電気工事士法施行規則(e-Gov法令検索)、第二種電気工事士 学科試験の出題傾向|TAC、第二種電気工事士の出題傾向|オンスク.JP