第二種電気工事士(学科)「傍記文字と配線の記号・施工と検査の読み取り」の練習問題(13問)
第二種電気工事士(学科)の「傍記文字と配線の記号・施工と検査の読み取り」(配線図)から13問を収録しています。答えの下に解説があるので、間違えた理由をその場で確認できます。
過去の試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令・技術の内容から当サイトが独自に作成した問題です。
傍記文字と配線の記号・施工と検査の読み取りでは何が問われる?
配線の線に添えた電線の種類・太さ・本数と、管の種類を読み取る。配線図から、その部分の工事方法、絶縁抵抗の基準値、分岐回路の電線の太さを答えられるようにする。
傍記文字と配線の記号・施工と検査の読み取りで間違えやすいのはどこ?
2.0は直径、2は断面積。単相3線式100/200Vの200V回路も対地電圧は100Vなので絶縁抵抗は0.1MΩ以上で、0.2MΩではない。20Aの回路は配線用遮断器なら1.6mm、それ以外なら2.0mm。
傍記文字と配線の記号・施工と検査の読み取りをくわしく知るには?
配線図の線に添えた「VVF 1.6-3C」「IV 1.6×3(PF16)」の読み方、管の記号、立上り・引下げ、増設・撤去の表し方と、配線図から工事方法・絶縁抵抗・電線の太さを読み取る手順をまとめます。
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配線図の線に「VVF 1.6-3C」と添えられている。意味として正しいものは。
- 直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線を3本
- 導体の直径1.6mm、3心のビニル絶縁ビニルシースケーブル平形正解
- 断面積1.6mm²、3心のビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形
- 直径1.6mmのケーブルを3本並べて配線する
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正しいのは「導体の直径1.6mm、3心のビニル絶縁ビニルシースケーブル平形」です。VVFは600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形で、1.6は導体の直径、3Cは線心が3本あることを表します。丸形はVVRです。600Vビニル絶縁電線(IV)は「IV 1.6×3」のように本数を×で書きます。
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JIS C 0303:2000 の電線の太さの書き方で、「2.0」と「2」の違いとして正しいものは。
- どちらも直径2mmを表す
- 2.0は断面積2mm²、2は直径2mm
- 2.0は直径2.0mm、2は断面積2mm²正解
- 2.0は単線の本数、2はより線の本数
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正しいのは「2.0は直径2.0mm、2は断面積2mm²」です。JIS C 0303は、単位が明らかな場合は単位を省略してよいとし、2.0は直径、2は断面積を示すと定めています。小数点の有無で意味が変わるので、数字だけを見て同じ太さと判断しないようにします。
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配線図の線に「IV 1.6×3(PF16)」と添えられている。意味として正しいものは。
- 直径1.6mmのVVFケーブル3心を、合成樹脂製可とう電線管に入れる
- 断面積1.6mm²のIV3本を、ねじなし電線管に入れる
- 直径1.6mmのIVを3本、硬質ポリ塩化ビニル電線管に入れる
- 直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線3本を、合成樹脂製可とう電線管(PF管)の16に入れる正解
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正しいのは「直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線3本を、合成樹脂製可とう電線管(PF管)の16に入れる」です。IVは600Vビニル絶縁電線、×3は本数、括弧内のPF16は管の種類と太さです。センターの技能試験の資料でもこの書き方が使われています。ねじなし電線管ならE、硬質ポリ塩化ビニル電線管ならVEを書きます。
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配線図で管の種類を示す記号「E」が表す電線管は。
- ねじなし電線管正解
- 合成樹脂製可とう電線管
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管
- 2種金属製可とう電線管
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正しいのは「ねじなし電線管」です。管の記号は、ねじなし電線管がE、合成樹脂製可とう電線管がPF、硬質ポリ塩化ビニル電線管がVE、2種金属製可とう電線管がF2です。ねじなし電線管は管にねじを切らず、専用のボックスコネクタで接続する金属管です。
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硬質ポリ塩化ビニル電線管を示す管の記号は。
- PF
- VE正解
- F2
- CD
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正しいのは「VE」です。硬質ポリ塩化ビニル電線管はVEで表します。PFとCDはどちらも合成樹脂製可とう電線管で、CD管は直接コンクリートに埋め込むか専用の管などに収めて使います(電技解釈第158条)。F2は2種金属製可とう電線管です。
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配線図の図記号「立上り」が示すものは。
- 天井裏から床下へ抜ける配線
- 同じ階で配線が直角に曲がる箇所
- その階から上の階へ向かう配線正解
- 屋外から建物に引き込む箇所
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正しいのは「その階から上の階へ向かう配線」です。JIS C 0303には立上り、引下げ、素通しの図記号があり、立上りは上の階へ、引下げは下の階へ向かう配線、素通しは階を通り抜けるだけの配線です。引込口を示すのに使ってよいとされているのは受電点の図記号です。
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同じ図面に増設と既設を表すとき、JIS C 0303:2000 の表し方として正しいものは。
- 増設は点線、既設は太線とする
- 増設する部分に×を付ける
- 増設も既設も同じ線で描き、文字だけで区別する
- 増設は太線、既設は細線または点線とする正解
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正しいのは「増設は太線、既設は細線または点線とする」です。JIS C 0303では増設を太線、既設を細線または点線で表し、色分けしてもよいとしています。×を付けるのは撤去する部分で、増設を示す印ではありません。
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プルボックスの図記号に傍記するものとして、JIS C 0303:2000 に定められているものは。
- 材料の種類と寸法正解
- 接地種別
- 定格電流
- 中を通る電線の本数
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正しいのは「材料の種類と寸法」です。プルボックスは電線管の途中で電線の引入れや接続に使う箱で、JIS C 0303では材料の種類と寸法を傍記すると定めています。ボックスの大小や形状に応じた表示にしてもよいとされています。接地種別(EA〜ED)は接地極に傍記するものです。
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センターの配線図例題の注意事項で、屋内配線の工事は特記のある場合を除きどのような工事とされているか。
- IVを使った金属管工事
- VVFを用いたケーブル工事正解
- VVRを用いた合成樹脂管工事
- CVを用いたケーブル工事
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正しいのは「VVFを用いたケーブル工事」です。電気技術者試験センターの配線図例題の注意事項に、屋内配線は特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事とあります。電線の種類が図に書かれていない部分を読むときの前提になります。
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単相3線式100/200Vで受電する住宅の配線図で、100Vの照明回路の電路と大地との間の絶縁抵抗の最小値として、電技省令に適合するものは。
- 0.05MΩ
- 0.2MΩ
- 0.1MΩ正解
- 0.4MΩ
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正しいのは「0.1MΩ」です。単相3線式100/200Vの電路は使用電圧300V以下で、対地電圧150V以下なので、絶縁抵抗は0.1MΩ以上です(電技省令第58条)。三相3線式200Vのように対地電圧が150Vを超える300V以下の電路は0.2MΩ以上、300Vを超える電路は0.4MΩ以上になります。
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単相3線式100/200Vの分電盤から出ている200Vのエアコン専用回路について、電路と大地との間の絶縁抵抗の最小値として正しいものは。
- 0.4MΩ
- 0.2MΩ
- 1MΩ
- 0.1MΩ正解
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正しいのは「0.1MΩ」です。単相3線式100/200Vの200V回路は、電圧線どうしの間は200Vでも、各電圧線と大地の間は100Vです。対地電圧150V以下の区分に入るので0.1MΩ以上です。0.2MΩは、三相3線式200Vのように対地電圧が150Vを超える場合の値です。
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配線図で、定格電流20Aの配線用遮断器で保護する分岐回路に20Aのコンセントがつながっている。この分岐回路の電線(軟銅線)の最小の太さとして、電技解釈に適合するものは。
- 直径1.6mm正解
- 直径2.0mm
- 直径2.6mm
- 断面積5.5mm²
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正しいのは「直径1.6mm」です。電技解釈第149条では、15Aを超え20A以下の配線用遮断器で保護する分岐回路は直径1.6mm以上の軟銅線でよく、20A以下のコンセントをつなげます。同じ20Aでも、配線用遮断器以外の過電流遮断器で保護する場合は直径2.0mm以上が必要です。
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JIS C 0303:2000 で、引込口に適用してもよいとされている図記号は。
- VVF用ジョイントボックス
- 受電点正解
- 接地センタ
- プルボックス
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正しいのは「受電点」です。JIS C 0303の受電点の摘要に、引込口にこれを適用してもよいとあります。住宅の配線図では、引込線から屋内の配線に切り替わる位置の目印になります。VVF用ジョイントボックスはケーブルどうしを接続する箱で、引込口とは関係ありません。
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