第二種電気工事士(学科)「接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)」の練習問題(15問)

第二種電気工事士(学科)の「接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)」(配線図)から15問を収録しています。答えの下に解説があるので、間違えた理由をその場で確認できます。

過去の試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令・技術の内容から当サイトが独自に作成した問題です。

接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)では何が問われる?

リングスリーブは電線の太さと本数の組合せで小・中・大と圧着マーク(○・小・中・大)が決まる。差込形コネクタは接続点ごとの本数に合ったものを1個ずつ使う。工事ごとに使う工具の組合せも問われる。

接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)で間違えやすいのはどこ?

1.6mm2本は小スリーブでもマークは○、3〜4本でマーク小、5本から中。2.0mm1本と1.6mm3本は合計4本でも中。ねじなし電線管にねじ切り器は使わない。

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接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)をくわしく知るには?

リングスリーブ(E形)の大きさと圧着マークの選び方をJIS C 2806準拠の表で整理し、差込形コネクタの個数の数え方、接続部分の欠陥の基準、工事ごとの工具の組合せをまとめます。

接続材料と工具の選定(リングスリーブ・差込形コネクタ)を読む

  1. 直径1.6mmの電線2本をリングスリーブで終端接続する。スリーブの大きさと圧着マークの組合せとして正しいものは。

    • 小・小
    • 中・○
    • 小・中
    • 小・○正解
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    正しいのは「小・○」です。JIS C 2806準拠の組合せでは、1.6mm2本は小スリーブを使い、圧着マークは○です。1.6mmが3〜4本になると、同じ小スリーブでも圧着マークは小に変わります。小スリーブでもマークが○になるのは、1.6mm2本のように電線の量が少ない組合せです。

  2. 直径1.6mmの電線4本を1か所でリングスリーブ接続する。スリーブの大きさと圧着マークの組合せとして正しいものは。

    • 小・小正解
    • 小・○
    • 中・中
    • 中・小
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    正しいのは「小・小」です。1.6mmは3〜4本までが小スリーブで、圧着マークは小です。5〜6本になると中スリーブ・マーク中に上がります。4本を中と選ぶ誤りが多いので、1.6mmの境目は4本と5本の間だと覚えます。

  3. 直径2.0mm1本と直径1.6mm3本を1か所でリングスリーブ接続する。スリーブの大きさと圧着マークの組合せとして正しいものは。

    • 小・小
    • 中・中正解
    • 大・大
    • 中・小
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    正しいのは「中・中」です。JIS C 2806準拠の組合せでは、2.0mm1本と1.6mm1〜2本は小ですが、1.6mmが3〜5本になると中スリーブ・マーク中です。合計の本数だけで数えると4本なので小と選びがちです。太さの違う電線を混ぜるときは、表の異なる場合の欄で確かめます。

  4. 直径2.0mmの電線2本をリングスリーブで接続する。スリーブの大きさと圧着マークの組合せとして正しいものは。

    • 小・○
    • 中・中
    • 小・小正解
    • 中・○
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    正しいのは「小・小」です。2.0mm2本は小スリーブで、圧着マークは小です。1.6mm2本なら同じ小スリーブでもマークは○なので、太さが変わるとマークも変わります。2.0mmが3〜4本になると中スリーブ・マーク中です。

  5. 直径1.6mmの電線5本を1か所でリングスリーブ接続する。適切なものは。

    • 小スリーブで圧着マーク小
    • 小スリーブで圧着マーク○
    • 大スリーブで圧着マーク大
    • 中スリーブで圧着マーク中正解
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    正しいのは「中スリーブで圧着マーク中」です。1.6mmだけの接続は、2本が小・○、3〜4本が小・小、5〜6本が中・中、7本が大・大です。5本は中スリーブの範囲に入るので、小スリーブに無理に入れないようにします。

  6. センターの技能試験の資料に載っているJIS C 2806準拠の表で、リングスリーブ小の最大使用電流は。

    • 20A正解
    • 15A
    • 30A
    • 40A
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    正しいのは「20A」です。電気技術者試験センターの資料に載っているJIS C 2806準拠の表では、小スリーブの最大使用電流は20A、中と大は30Aです。スリーブの大きさは、この値ではなく、接続する電線の太さと本数の組合せで選びます。

  7. ジョイントボックス内の接続点が、3本の接続が2か所、2本の接続が1か所ある。すべて差込形コネクタで接続するときの組合せとして正しいものは。

    • 2本用3個
    • 3本用2個と2本用1個正解
    • 4本用1個と3本用1個と2本用1個
    • 3本用3個
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    正しいのは「3本用2個と2本用1個」です。差込形コネクタは1か所の接続点に1個使い、その接続点に集まる電線の本数に合ったものを選びます。3本の接続点には3本用、2本の接続点には2本用です。試験では、差込口の数が本数と同じものを選ぶ前提で答えます。

  8. 差込形コネクタによる接続の仕上がりのうち、センターの欠陥の判断基準に当たるものは。

    • 心線をストリップゲージに合わせてむいた
    • コネクタの先端を真横から見て心線が見えた
    • コネクタの下端を真横から見て心線が見えた正解
    • テープ巻きをせずに仕上げた
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    正しいのは「コネクタの下端を真横から見て心線が見えた」です。判断基準では、下端部分で心線が見えるものと、先端部分で心線が見えないものが欠陥です。先端に心線が見えるのは奥まで差し込めている状態で、適切です。差込形コネクタはテープを巻かなくても絶縁が保たれる構造です。

  9. リングスリーブ(E形)の圧着に使う工具として、センターの資料に沿うものは。

    • 握りが赤色の圧着端子用工具
    • ウォーターポンププライヤ
    • ペンチ
    • JIS C 9711に適合し、握りが黄色のリングスリーブ用圧着工具正解
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    正しいのは「JIS C 9711に適合し、握りが黄色のリングスリーブ用圧着工具」です。握りが黄色のJIS適合品を使えば、○・小・中・大の圧着マークが刻印されます。圧着端子用の工具では刻印が数字になり、技能試験では欠陥と判断されます。ペンチやプライヤでは所定の圧着マークが付きません。

  10. リングスリーブによる圧着接続の仕上がりのうち、センターの欠陥の判断基準に当たらないものは。

    • スリーブの上端から心線が3mm出ている正解
    • 1つのスリーブに圧着マークが2つある
    • 絶縁被覆のむき過ぎで、スリーブの下端から心線が10mm出ている
    • 1か所の接続にスリーブを2個使った
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    当たらないのは「スリーブの上端から心線が3mm出ている」です。判断基準で欠陥とされるのは上端から5mm以上の露出で、3mmは当たりません。下端からの10mm以上の露出、1つのスリーブに2つ以上の圧着マーク、1か所に2個以上のスリーブは、どれも欠陥です。

  11. ねじなし電線管とアウトレットボックスを使う金属管工事で、通常使わない工具は。

    • 金切りのこ
    • ねじ切り器正解
    • リーマ
    • パイプベンダ
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    使わないのは「ねじ切り器」です。ねじなし電線管は管にねじを切らず、ねじなしボックスコネクタの止めねじで固定します。管の切断に金切りのこ、切り口のばり取りにリーマ、曲げ加工にパイプベンダを使います。ねじ切り器は、ねじを切って接続する金属管に使う工具です。

  12. VVF用ジョイントボックス内の接続をリングスリーブで行う。この作業に使う工具の組合せとして適切なものは。

    • パイプベンダ、リーマ、金切りのこ
    • 合成樹脂管用カッタ、ガストーチランプ
    • VVFストリッパ、リングスリーブ用圧着工具、ペンチ正解
    • ノックアウトパンチャ、パイプバイス
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    正しいのは「VVFストリッパ、リングスリーブ用圧着工具、ペンチ」です。VVFのシースと絶縁被覆をむき、心線をそろえてスリーブを圧着し、はみ出した心線を切ります。パイプベンダやリーマは金属管工事の工具、ガストーチランプは硬質ポリ塩化ビニル電線管を曲げる工具で、ケーブルどうしの接続には使いません。

  13. 硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE)を曲げるときに使う工具は。

    • パイプベンダ
    • リーマ
    • パイプバイス
    • ガストーチランプ正解
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    正しいのは「ガストーチランプ」です。硬質ポリ塩化ビニル電線管は、トーチランプの炎で温めて柔らかくしてから曲げます。パイプベンダは金属管を曲げる工具です。リーマは金属管の切り口のばり取り、パイプバイスは管を固定する工具で、どちらも曲げには使いません。

  14. 電源(1φ2W 100V)がジョイントボックスJに入る。Jから片切スイッチイ、スイッチイで同時に点滅する2つのランプ(それぞれ別のケーブル)、コンセント1個へケーブルが出ている。J内の接続をすべて差込形コネクタで行うときの最少個数の組合せは。

    • 4本用1個と3本用2個正解
    • 3本用3個
    • 4本用2個と2本用1個
    • 4本用1個と3本用1個と2本用1個
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    正しいのは「4本用1個と3本用2個」です。接地側は電源・ランプ2つ・コンセントの4本、非接地側は電源・スイッチ・コンセントの3本、スイッチから戻る線はスイッチ・ランプ2つの3本です。接続点は3か所で、本数に合わせて4本用1個と3本用2個を使います。

  15. 電源(VVF2.0-2C)がジョイントボックスJ1に入り、J1からランプイ、片切スイッチイとコンセントを並べた取付場所、ジョイントボックスJ2へVVF1.6が出ている。J2から先にもランプとコンセントがある。点滅器は非接地側に入れ、ボックスを経由する電線はすべてボックスの中で接続する。J1内の接地側の接続に使うリングスリーブと圧着マークは。

    • 小・小
    • 中・中正解
    • 小・○
    • 大・大
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    正しいのは「中・中」です。J1の接地側には、電源の2.0mm1本と、ランプイ・取付場所のコンセント・J2へ向かう1.6mm3本が集まります。2.0mm1本と1.6mm3〜5本の組合せは中スリーブ・マーク中です。1.6mmだけの4本なら小なので、電源線の太さを見落とすと誤ります。

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